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さほりさんの自虐史観からの脱却

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2016年 05月 03日

1.フーバー大統領が明かすルーズベルトの罪状(日米戦争を起こしたのは誰か) ★1933年の国際経済会議の失敗

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第三代アメリカ合衆国大統領 任期(1929年~1933年)
ハーバード・フーバー(Herbert Hoover:1874~1964年)

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2011年にフーバー研究所から刊行された
フーバー大統領の膨大な回想録
『フリーダム・ビトレイド』(裏切れれた自由)
この著書は全900ページを超える大著。日本では、訳本はまだ出ていない。
フーバーはこの大著で、東京裁判史観を真っ向から全否定している。

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フーバー大統領の著書を部分的にエッセンスをまとめた本がこちらである。
こちらの本の中の一部、フーバー大統領が指摘した19の過ちを紹介したいと思います。

■第一の過ち 1933年の国際経済会議の失敗
  「ルーズベルト大統領が国際的な政治家としての資格を失墜した最所の重要な事例である世界経済会議は、英国のマクドナルド
 総理大臣と当時の大統領の私が準備した会議で、1933年1月に開催を予定していたが、ルーズベルトが破壊した。
 ルーズベルトが選挙に勝って、6月に開催を延期した。
 その時丁度世界は、不況からの経済の回復基調にあったが、一方で通貨戦争があり、貿易障壁を増加させる戦争があった。
 準備作業が専門家の手によって進められ、ワシントンに10人の総理大臣が集まって、国際決済に金準備を用いることに合意した。
 それにもかかわらず、会議の最中にルーズベルトは翻意して、金本位制の導入にひびを入れたために、会議は不調となり、達成する
 結論がなく死んでしまった。
 ルーズベルトの国務長官であったハルは、この会議の失敗が第二次世界大戦の根っこにあるとして、ルーズベルトのとった行動を
 ハッキリと非難している。


 The World Economic Conference of 1933 First. The first time (of importance) that Roosevelt became lost in international
statesmanship was his destruction of the 1933 World Economic Conference......(以下略、原典 P875)

 フーバー大統領は合理的に、先進国経済サミットのようなものをした。つまり上文にある「ワシントンに10人の総理大臣が集まって、
 国際決済に金準備を用いることに合意した。」のは、金本位制度にしてバランスを取ろうとしていたのです。
 それを、ルーズベルトをぶち壊し、そのため、アメリカは通貨切り下げやブロック経済に入っていく。
 アメリカがそうなることにより、イギリスもポンド・ブロックをつくり、世界のブロック化が進む。
 そのことにより、いっそうアメリカは大恐慌に・・・・。
 その後、ルーズベルトはニューディール政策を打ち出すが・・・・。

 まずは、第一の過ちを紹介しました。
 世界は、この頃大恐慌であったことを改めて認識する必要を感じます。
 





by sahorikita | 2016-05-03 17:17


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